第84回《1998年1月より通算178回》 日本酒と料理を楽しむ会
2012年6月27日開催

飲み干した銘酒稀少酒と、 「酒徒庵」の料理




今月は、
島根県松江のご存知「李白」の特集です。
この会でも、
何度か、したたか飲んでいますが、“蔵元を囲む”特集は初めてかもしれません。

「李白」とは、もちろん、古代中国の詩人にして酒仙と謳われた李白のこと。
松江出身の戦前の首相・若槻礼次郎もこよなく酒を飲んだらしいですが、彼がこの酒を愛し、李白と名付け、いまのラベルの揮毫も若槻のものだそうです。
宍道湖のほとりの松江は本当に美しい、水と緑の街ですが、旨い米と水が醸す銘酒は当時から秀でていたのでしょう。

地酒の雄「李白」、蔵の藤井常務を囲んで、上から下までこの日は李白に染まりましょう。


<酒選テーマ>
 蔵元を囲む「李白」   蔵元:藤井常務   企画:藤倉久男
 李白酒造

出品酒(右から


 ●「純米吟醸 超特撰」 山田錦 55%

 ●乾杯酒「華露 CARO」 黒米を使ってほんのりピンクに色づいたやさしいお酒。でもアルコール15.5%

 ●「特別純米 超辛口 生原酒」 五百万石 58% 日本酒度+14

 ●「特別純米」 五百万石 58% 日本酒度+3

 ●「純米吟醸袋搾り 生原酒」21BY 山田錦 55%

 ●「華露 CARO」

 ●「純米大吟醸 生」 山田錦 45%

 ●「山廃 純米吟醸 生原酒」 山田錦 55%

 ●「純米吟醸 雄町 生原酒」 雄町 55%

 ●「特別純米辛口 やまたのおろち 生」 五百万石 58% 日本酒度+7


 今月の会場は 「酒徒庵
  

かつてこの会が定番で会場で覚えた「水茄子の刺し」。酒徒庵で頂けるとはまた、感慨ひとしお。美味しい!

先付け「もずく酢」。

お刺身「鰹のたたき」。酒徒庵のは大蒜たっぷり。
ゴロンと「豚の角煮」。茄子とピーマン添え。
炒め物「ゴーヤチャンプル」。

酒徒庵と言えば「牡蠣」今宵はフライにして。

燻し物「鯖の燻製」。一枚1枚レモンを添えて、高級感たっぷり、美味しく頂けました。
食事は「麻婆丼」。これがことの外、いけました


(2012年6月27日水曜日開催)

わざわざお越しいただけた、藤井専務。

また、定期的によろしくお願いします!


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